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うむ、実は最近ビックオーの武装の一つO・サンダーの元ネタといわれ
る流星ミサイルマイトを見た時に無性にビックオーが見たくなってスパ
ロボZを再開したのじゃ。
……めちゃくちゃな理由だな。
とにかく「硬い・強い・重い」三要素が詰ったスーパーロボットなので
活躍させる為にはA・アダプターやメガブースターが必要である。
長射程の武器も多いが必殺武器のサドン・インパクトが実弾式で4発も
ある上に射程もそこそこで使いやすいのでなるべく前線で戦わせてい
る。
装備枠は主役機としては多い3つもあるが空が飛べず移動力が低いと言
う欠点の為装備する物は選ばないとならん。
妾のオススメは長所の硬さと射程を延ばす為のナノスキンアーマーとリ
ニアシート。空中の敵を殴れない欠点を補う為のA・アダプターである。
ミノフスキークラフトは?
それはいかん。ビックオーは陸戦だからかっこいいのだ。小隊員はダイ
アナンとボスボロット。理由は飛べないけど硬い支援ユニットだからで
ある。
こいつらにメガブースターを持たせて小隊移動力を補う訳じゃな。
おっと、スパロボトークしてる場合じゃなかったな。
『THE ビッグオー』(ザ ビッグオー)は、1999年10月13日から2000年
1月19日までWOWOWで放映されたロボットアニメ作品です。
独特の作画にアメコミチックなキャラクターと、でっかくて強くて硬い
スーパーロボットに記憶を失った街というミステリアスな舞台と実に多
彩な魅力を持ったアニメである。
先に話したとおりスパロボことスーパーロボット対戦Zにて登場してお
り、原作通りの重厚なアクションやミステリアスな設定が生かされて
ファンとしては嬉しい限りであった。
一応、スパロボDにも登場しているがこっちはぶっちゃけ居るだけのゲ
スト参加扱いだったのでな。
最大の魅力はやはりビックオーその物であろう。他には無い独特のフォ
ルムをもったビックオーの最大の特徴は巨大な腕である。
肘の部分にピストンが伸びて、拳と共に圧縮空気の強烈な一撃を叩き込
むビックオーの代名詞ともいえるサドンインパクトは迫力満点である。
他にも基本中の基本である目からビームを撃つアークライン。拳を合わ
せて頭部から発射するクロムバスター。腹部と腰部がスライドして銃身
が現れるミサイルパーティ&キャノンパーティー。
腕部が展開してガトリングガンの如く連射するO・サンダーに、腰部か
ら発射し様々な用途に使われるモビーディックアンカー。群がる敵を一
掃するプラズマギミックに最終回での最終兵器!
とまあ、全身武器だらけだが使用時には装甲がスライドしたり、操縦桿
のトリガーを引いてピストン後退、そのまま押し出して発射。足元を思
いっきり蹴るとプラズマギミック発動。
レバーを手前に倒せば一回転して違う操縦桿が現れたり、タイプライ
ターのようなボタンを叩きつけるように押すとミサイルやキャノンが発
射されたりなど。
アクション時の細かいギミックが多く、まるでおもちゃ箱のように次か
ら次へと現れる仕掛けがたまらない。
リアルロボットのスピード感とは一味違ったスーパーロボットの重厚感
がなんともステキな作品なのじゃ。
まあ……あんな大雑把な操作でどうやって細かい動きをしてるのかは謎
だが。
……その辺はリアルロボットでも十分怪しいんだからスルーしろ。大体
ザブングルはハンドルとアクセルとブレーキしかないんだぞ。
あっちは動力ガソリンだしな。どう考えても無理がありすぎる。
その辺は置いといてパワフルなロボットが好きな人には是非オススメし
たい逸品なのじゃ。
だがまあ、製作には色々と問題が多かった作品としても有名なのじゃよ。
当時はガンダム=ロボット=売れるという感じが蔓延してて、独特の雰
囲気を持ったビックオーのプレゼンは完全な失敗に終わったそうな。
ガンダムのような設定偏重やエヴァのような過度のディテールを持たず、
シンプルでオムニバスでできる作品を作ろうとしたのじゃが、「ガンダ
ムっぽいデザインじゃない」とか「ガンダム作った方が売れる」とか
大人の事情でなかなか日を浴びる事ができなかったと言う訳じゃな。当
時、超合金ブームでビックオーも超合金玩具の販促になると言う目測が
あったのだが。
……時に、結局ビックオーの超合金は作られなかったのかの?
2009年に発売予定のようです。
おおう、これからと言う訳じゃな。これもスパロボZのお陰であろう。
スパロボに出ると知名度が上がるからな。これを気にビックオーのファ
ンも増えると嬉しい限りである。
サドンインパクトやミサイル&キャノンパーティ、O・サンダー辺りの
ギミックは再現できるようにして欲しいな。スパロボZのO・サンダー
がかっこよすぎたからなぁ。
しかし巨大な腕が有名なビックオーだが足も同じくらいでかいんじゃな。
逆に頭部が非常に小さく見える。しかしこの写真で見る限りでは手が大
きすぎる気がするのじゃが……
まあ――O・サンダーは無理がありますね。
だが最低限でもサドンインパクトは出来なきゃいかんだろう。
切れ込みが目立つ気はしますが――ここにはギミックが仕組まれている
と言う事でしょうか?
……なんか今日のメルはやたら食いつくな。
……そういえばお前の武器ガトリングだしな。成程、こういうのが好み
な訳か……
誤解を招く表現は止めてください。
――――。
まあ、メルの珍しい顔も見れた所で本日は終わりにするか。また来週!
――本当に、勘違いはしないでくださいね。ではまた明日。
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