ギロチンマシン中村奈々子 2009/12/02__01:24

	本日の御代にしてＰＢＷ版第一回目、さらに九月以来久々の更新はこの「ギロチンマシン中村奈々子」である！
	『ギロチンマシン中村奈々子』（ギロチンマシンなかむらななこ）は、徳間デュアル文庫刊、日日日著、イラスト大出長介によるライトノベル作品です。
	それはいいんだが……ＰＢＷ版っていうか、アレか？　ブログでやってたのをこっちでやろうって事か？
	まあ、そういう事じゃ。まあ、プール用に自作結社を作っておきたかったと言うのが主な理由何じゃがな。
	と、言う訳でこの先にはどうしようもない同背後しか居ません。それでもいいという人はゆっくりしていってね！！
	……色々な意味で危ない事をしている気がするが、まあいいか。
	――発言のたびにログインしなおす方が手間なのではないかと思うのですが。
	まあ、メインは妾の一人語りなのでその辺は問題ない。では、いい加減本題に入ろう。さて、このギロチンマシン中村奈々子はＳＦラブコメである。
	……やっぱラブコメ好きだよな、お前。
	否定はしないが……このギロチンマシン、著者はあの日日日である。
	――時に師匠、ギロチンマシンは４月２３日の記事で既に扱っているのですが。
	うおっ、やっちまった！　まあいいや。完結記念と言う事で後半の話をしようか。
	……えーと、どこから話していけばいいことやら。
	一人語りが早くも終了しているな。
	あー、うん。まあ、前回言うべき事ははぼ全て言ってしまった……と、いうかネタバレ以外に言う事が無い。読後の感想にしておこう。
	様々な形で登場した中村奈々子。このノベルの最大の謎は中村奈々子とは何者なのか？　では無いかと思うが……それ以外にもこの世界には実に様々な謎が散りばめられていた。この５巻、輪廻転生編ではそのほぼ全ての謎の回答が用意されている。これだけ風呂敷を広げていながらきちんと全ての謎に答えているのは流石としかいいようが無いな。特に最大の謎である三人の中村奈々子はこの巻を読むまで判らなかった……が、理不尽という訳ではなくきちんと伏線はいくらでも用意してあった。この伏線回収も含め流石のお手並みであったな。
	今回の完結でロボットとの戦争が終わる訳じゃが……恐らく、この終わり方に不満を覚えている人も居るじゃろう。しかし、悪の本体をやっつけて人類は平和を取り戻した、みたいな安易な終わり方ではなく多くの人が悩み、苦しんだ末に出た結論である事を評価したい。戦争とは、そういう物なのじゃ。ある意味ではとてもリアルに人間とロボットの戦争を描いたのではないかと思う。
	しかし……全国のドＭロリコン狂喜乱舞させるあのヒロインは最後まで無敵だった。なんというか、赤ずきん無双。明らかに他のキャラまで朱に交わって赤くなっている。これがシリアスパートとも実に見事に噛み合っているのだから見事としかいいようが無い。
	惜しまれるは徳間デュアル文庫故か知名度の低さである。これが電撃辺りから出ていれば世の評価も変わったじゃろうにのう……コレを見たあなた、どうかこの作品を宣伝してください。それだけが妾の願いです。
	いや、願うなよ。そんな事を。
	と、言う所でまた来週……まあ、不定期更新になるじゃろうが気が向いた日にまた合おう。
	そしてエロい事をしよう！　また明日！