[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
うむ、ボツった!
…………
別に良いではないか。たしかにラノベのストックは大分少なくなってる
が考えても見ればラノベ以外のストックは結構残っていたからな。
少なくともJOJOだけで6日凌げる!
1部1日使う気か。
7部SBRは完結してから読む事にしているのでな。なのはも無印、As、
Ssと3日使えるし。
グレンラガンは4日使う気じゃないだろうな。
安心しろ、それは逆に無理だ。
うむ、そうじゃな。ではいつものを頼む。
『覚悟のススメ』(かくごのすすめ・山口貴由著)は、週刊少年チャン
ピオン誌上で1994~1996にかけて連載していた漫画作品です。
ラジオドラマ化、ドラマCD化、ゲーム化、アニメ化(OVA)、まんがビ
デオ(漫画のコマを映して声をアテたビデオ)化、プラモデル化、フィ
ギュア化など多岐に渡るメディアミックスが行われています。
これも「聖典」ランクだったな。
肉を切らせて骨を絶つ。それがこの作品の主人公「葉隠 覚悟」の唯一
にして最大の戦法である。
OVA版のOP曲だけは前から知っていたが古本屋で原作を見つけてな、
立ち読みしていたらついつい全巻揃えてしまった。
そのOP曲「覚悟完了」の歌詞は……
共に~泣く頬と~喉をやろう~♪
も~しも血の一滴~残っていっないっなら~♪
このむ~ねをさき~全部やろう~♪
愛より熱い~歌に~なりたい~♪
と、いう感じでな。ちなみにこれは二番のサビだが。
っていうかお前らはそんな事ばっかりやってるから双子と間違われるん
だぞ?
いや、それで私が困る事は無いんだが。
……妹のオプションから抜け出せない奴じゃなぁ……
と、どうでもいい所で時間を使ってしまったな。内容としては歌詞の通
りである。
所謂世紀末的な世界観がベースになっていて放射能汚染が進んだ日本を
舞台に主人公「葉隠 覚悟」とその兄「葉隠 散」(ハガクレ ハララ)
の戦いがメインになっている。
散には多数の部下が存在しているが、2巻で部下の体を乗っ取り、間接
的ではあるがいきなり直接対決をする。しかし、体の方が持たずに散は
敗北。以後暫く意識不明となる。
散の存在を知った覚悟は散を倒すべく単身拠点であるガラン城へ乗り込
むのじゃ。
覚悟、散は共に不動の精神の持ち主であり主役である覚悟は特にその描
写が多い。これはまだ修行時代の話じゃが、師である父から問いを受け
る。シーンがある。
(散)
拳銃の弾丸など私には追いつきませぬ。
(覚悟)
左手で受けて右手で仕留めまする。
左様か。おまえたちの技量ならそれも可能であろう。では これならど
ういたす。0.5秒間に120発の速射連発銃……
(散)
別 に 仔 細 な し。
(覚悟)
胸 す わ っ て 進 む な り。
……ゆっくりだと緊迫感が致命的に欠けるな。とまあこのように散は完
璧主義者で覚悟は自己犠牲主義者である。
覚悟は自分に対して何をされようとも決して感情をゆるがせることは無
い。だからと言って他人が殴られるのもそれに足る理由があれば決して
手出しはしない。
しかし! 人間をモノ呼ばわりする者が現れた時! 覚悟は零と一体と
なるッ!
雑草などという草は無いッ!!
人間に流れる血液に種類など無い! 全て赤い血だ!
ゆっくりしていってね!!
……いかん、巻き込まれた。ゆっくりでは伝わりにくいが本作品の魅力
の一つがこの熱い名台詞の数々である。
覚悟完了!
当方に迎撃の準備有り!
……脱力を連発されたスパロボのボスはこういう気分なんじゃろうか。
しかし、自らを省みず全ての牙無き人の剣であった覚悟にも変化が現れる。
それが本作品のヒロイン、「掘江 罪子」の存在である。
彼女はアニソン四天王の一人、堀江美都子をモデルにしたキャラクター
で、OVAでは本人が演じている。作者が大ファンらしい。ちなみに、
何故か妾のは故人だと勝手に思い込んでいたが現役である。
知らない人はwikipedia先生に聞いてみれば知っているタイトルの一つ
や二つは出てくるじゃろう……多分。
罪子は覚悟にすら勝るとも劣らない精神的強さの持ち主で、自らを省み
ず戦う覚悟を誰よりも深く案じていた。また、彼女自身も献身的な精神
の持ち主でその優しさが勝機へと繋がるケースも多い。
作中でよくデブ呼ばわりされているが、ややぽっちゃり目でがあっても
デブというより幼児体型という言葉の方があっている気がする。
彼女との出会いによって覚悟は愛するという事を知った。一人を愛する
という事は全ての牙無き人の剣としての有り方に反する事であり、その
狭間に揺らぎながらも成長していく姿も一つのテーマである。
ちょいと読み返してみたらまた読みたくなったので今日ははここまで!
また来週!
――まあ、私も師匠のオプションから抜け出せていないので何もいえま
せんが――では、また明日。
03 | 2025/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |