本日のお題は「ベルデセルバ戦記 ～翼の勲章～」じゃ。
1997年4月18日にソニー・コンピュータエンタテインメントより発売さ
れたプレイステーションのタイトルです。
現在ＰＳストアのアーカイブスより配信されていますのでＰＳＰやＰＳ
３をお持ちの方はプレイする事が出来ます。
っていうか多いなアーカイブス。
やっぱり600円は魅力じゃよ。地雷臭がするタイトルでも大して痛手に
ならないからな。
では本題に入るが、ベルデセルバ戦記は飛空挺を操縦して空中での艦隊
戦を堪能できるゲームである。
飛空挺っていうかアレか？ ＦＦに出てきた奴とかラピュタに出てきた
ような木造船にプロペラつけて飛んでる感じの。
そう、ソレだ。勿論砲身は一本ではない。最大１４門の砲身を持つ飛空
挺に乗る事ができる。
逆に、エースコンバットとか本格的ドックファイトを期待するとがっか
りするからそこんトコ注意な。
ゲーム全体を通して攻略難度は低めなので空中戦艦を指揮する雰囲気を
味わうと良い。
左舷、各砲座用意！ 撃てーッ！
まあ、そういうノリだ。
多数の飛空挺が登場するが主人公が乗れるのはそのうちの７タイプであ
る。
それぞれ違った特徴を持ち、さらに装甲版や砲身のカスタマイズなども
出来る。
ただし、各砲座に一人づつ仲間を配置しないと撃てないので砲身多い船
に乗る時は注意が必要じゃな。
……と、いうかそんな心配をするのはガルガナーク位のものだが。
ガルガナーク？
ゴリアテ級、と言えばラピュタを知っている人間には通じるじゃろう。
ああ、あの大佐が乗ってたでっかいのか。
そう、あんな感じだ。フル稼働させるためには主人公込みで最低１４名
必要になる。
と、言ってもだ。基本的に砲身は左右に配置されているので右舷か左舷
に砲手を配置し、片舷射撃で戦えば十分強い。
まあ……それなりに慣れてないと出来ない芸当だがな。同時期に乗れる
ガゼラントはそこまで難度も戦ったやられメカ的な印象が強いが実際
乗ってみると結構強い。
全砲門正面に配置されているので正面攻撃力は最強である。一撃離脱戦
法を行うには最適じゃな。
……ドックファイトはしないんじゃなかったのか？
アレだけは別じゃ。もっとも、敵も味方もそんなに動きは早くないので
安心じゃが。
ついでを言えば自動操縦、自動照準機能がある。一度手動で敵をロック
オンする必要があるが一度食いついてしまえば射程外に逃げられるまで
勝手に追尾してくれる。
自動操縦と言っても弾を避けたりはしないので多少は手動で動かすと良
い。手動も受け付けるセミオート仕様だからな。
どうやって操縦するんだ？
基本はＬ１、Ｌ２、Ｒ１、Ｒ２とボタン二つで操作が出来る。最初の
チュートリアルで丁寧に説明してくれるから慣れるのもそう難しくはあ
るまい。
ちなみに、空中で静止することはできるが後退や平行移動は出来ない。
故に敵の弾を避けるのは難しい。
難しいのか簡単なのかどっちなんだよ。
敵は戦艦だがこっちも戦艦なので多少喰らった所で揺るぎはせん。避け
る事より相手と自分の位置関係を調整し、優位に立つ事が重要である。
で、ストーリーなんだがイマイチだ。
即否定か。
空中戦をするＳＴＧパートとＲＰＧの様に歩いて情報収集に補給や改造
をするＡＤＶパートがあるのだが後者が非常に良くない。
まず、特定のイベントフラグが立たないと出撃できない仕様になってい
る。さらにそのイベントフラグが何処にあるのか分かりにくい。何度も
操縦席に行って出撃できるかどうか確認する事になる。
そりゃめんどくさそうだな。
面倒だとも。このゲーム最大の難点と言っていい……フロントミッショ
ンのように２ＤＭＡＰを用いないアドベンチャーだったら問題なかった
のだが。
とはいえこのゲームは途中で空族ルートと軍人ルートに分岐するポイン
トがある。空族になればそんな面倒ともおさらばじゃ。
どちらかと言えば軍人ルートを先にやった方がいいのだが……クリアま
で面倒なフラグ探しをしなければならん。
まあ、どうせ大したストーリーでも無いので空族だけでもそれなりに楽
しめる。こっちはこっちでイマイチ歯ごたえの無い敵しか出てこないと
言う欠点があるのだが。
オススメじゃなかったのか。
まあ……それなりに面白い。だが過度な期待はするなという事じゃ。
空中での艦隊戦は非常に浪漫溢れる物だし３Ｄの空中戦がしたいけど本
格的なのはちょっと、と言う人にはオススメじゃ。
煮え切らないお題だな。
ああん？ 最近だらしねぇな！
すいませんアニキ。ってニコ動ネタを持ち込むな！ そのうちアニキ特
集やるから！
歪みねえな。
と、言った所で本日はおしまい。まあ、安いから気になったら遊んでみ
てくれ。それではまた来週！
明日です。やっぱりお約束化なんですね。
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