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b23881_icon_2.jpg本日は予定を変更してお届けします。なお、本日の演目には流血、ヤン
デレ、誠死ね、ゆっくりが含まれております。予めご了承していってね!!


b23889_icon_2.jpgゆっくりしていってね!!

 


給湯室、ヤカンがこぽこぽと音を立はじめる。
電子音が鳴り、竜也の携帯がメールの着信を知らせた。

366300ba.JPG竜也
「……メル?」



名前:メルティア
件名:
================================
私が↵









































































世界役なのはどうかと思います。


背後から、重機のような唸りが響いた。

366300ba.JPG竜也
「メルっ……」


c0777993.jpgメルティア
「――――」


破裂音がした。
それも、一回ではなく連続で、何回も。
その度に手にした鋼鉄から死の欠片が吐き出され、
竜也を、物言わぬ肉片へと変えていく。

b23881_icon_2.jpgかなし~みの~むこう~へと~♪

 

b23889_icon_2.jpgたどり~つ~ける~なら~♪

 

b23881_icon_2.jpgぼくは~もう~いらな~いよ~♪

 

b23889_icon_2.jpgぬくも~りも~あしたも~♪

 

366300ba.JPG竜也
「ちょ、やりs」


c0777993.jpgメルティア
「――――」


重機が唸りを止めると、ヤカンが沸騰したことを告げる甲高い音だけが
残された。


暗闇と静寂が支配する部屋で、メルティアはうずくまっている。
その静寂を突き破り、携帯電話がメールの着信を告げた。


名前:竜也
件名:
================================
屋上で待つ


夜の学校の屋上。
金属が軋みを上げて、扉が開いた。
……唯一つ設置されたベンチに鞄が一つ。
周囲を警戒しながらも、その鞄へとメルティアは近づく。

??
「病院は行ったか?」


突然、背後から話しかけられて振り向くと……ルルティアが居た。


2d869655.jpgルルティア
「あの医者は良い医者じゃ」


c0777993.jpgメルティア
「――行ってません」


2d869655.jpgルルティア
「どうしてじゃ?」


b15443_icon_4.jpgメルティア
「貴女の紹介した医者になんか行きません!」


2d869655.jpgルルティア
「嘘……だからじゃな」


b15443_icon_4.jpgメルティア
「ッ!」


2d869655.jpgルルティア
「竜也の気を引く為に、赤ちゃんが出来たなんて嘘付いたんだからな」


b15443_icon_4.jpgメルティア
「違うっ!」


2d869655.jpgルルティア
「何が違うのじゃ?」


b15443_icon_4.jpgメルティア
「私は本当にッ!」


2d869655.jpgルルティア
「だったら、ちゃんと病院で見せられる筈じゃなぁ?」


b15443_icon_4.jpgメルティア
「っ――」


b06033_icon_2.jpgルルティア
「それに、メルが彼の子供を生めるわけないじゃないか。
 竜也の彼女は……妾なのだから。そうじゃろう?」

b15443_icon_4.jpgメルティア
「私だって――私だって竜也の彼女になりたかった! それだけなのに!
 

b15443_icon_4.jpgメルティア
「ずっと我慢して竜也のしたい事してやったと言うのに!
 何故ッ! どうしてッ!!」

2d869655.jpgルルティア
(おいこら、口調が乱れてるぞ)


c0777993.jpgメルティア
(申し訳ありません。いまいち役に入りきれないもので)


2d869655.jpgルルティア
「竜也なら……そこに居るぞ」


c0777993.jpgメルティア
「えっ?」


2d869655.jpgルルティア
「聞いてみたらどうじゃ?」


言われて、ベンチに置かれた鞄に目を向ける。
そのジッパーを開くと、中には……

b06033_icon_11.jpgゆっくりしていってね!!

 

b23881_icon_2.jpgぜつぼ~うの~むこう~へと♪

 

b23889_icon_2.jpgきみは~かえるのか~♪

 

b23881_icon_2.jpgしじょの~あい~ゆうきゅうの~こに~♪

 

b23889_icon_2.jpgけがれなきみをゆだ~ね~♪



c0777993.jpgメルティア
「!!」(吹きかけた)


2d869655.jpgルルティア
(いや、頭部が原形を留めていなかったので……代わりに)


b06033_icon_2.jpgルルティア
「メルティアの言っている事、本当かどうか確かめさせてもらうぞ」


b15443_icon_4.jpgメルティア
「ッ!」


メルティアは、とっさに呼び出した重機で空を凪ぐ。
弾かれた刃が宙を舞い、月の光で煌いた。

b15443_icon_4.jpgメルティア
「――囮ッ!?」


b23881_icon_2.jpgb23889_icon_2.jpgかなし~みの~むこう~へと~♪

 

b23889_icon_2.jpgb23881_icon_2.jpgたどり~つける~なら~♪

 

b23881_icon_2.jpgb23889_icon_2.jpgぼくは~もう~おそれ~ない~♪

 

b23889_icon_2.jpgb23881_icon_2.jpgこどく~なねむりさえ~♪

 


懐に、黒い影と白刃が入り込む。
月の光の下に、鮮血が舞った。


胴を両断された、その下半身。
ナイフを手に、衣服も赤く染めたルルティアが立ち上がる

2d869655.jpgルルティア
「やっぱり……嘘だったでは無いか」

 


b06033_icon_12.jpgルルティア
「中に誰もいませんよ」

 


― 楽屋裏 ―

b15443_icon_3.jpg……これ、明らかに師匠が最後のセリフを言いたかっただけなのでは?

 

b06033_icon_12.jpgヤンデレアイコン完成記念と言うことで。

 

b23881_icon_1.jpgしかし……違和感ありすぎだろ。

 

b23889_icon_1.jpg誠役が特に……ね。コイツを巡ってここまでする事は無いわね~。いっそ
役名そのままで誠君にした方がよかったんじゃない?


366300ba.JPGいや、男が俺しか居ないし。それに、役名そのままじゃパロディになら
ないじゃないか。


b15443_icon_3.jpgえー、明日は予告通り私のカルネージハート日記になります。

 

2d869655.jpgと、いう訳でまた来週!

 

b23889_icon_1.jpgコーラス要員って出番多くてステキ! また明日!
 

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