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本日は予定を変更してお届けします。なお、本日の演目には流血、ヤン
デレ、誠死ね、ゆっくりが含まれております。予めご了承していってね!!
給湯室、ヤカンがこぽこぽと音を立はじめる。
電子音が鳴り、竜也の携帯がメールの着信を知らせた。
名前:メルティア
件名:
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私が↵
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世界役なのはどうかと思います。
背後から、重機のような唸りが響いた。
破裂音がした。
それも、一回ではなく連続で、何回も。
その度に手にした鋼鉄から死の欠片が吐き出され、
竜也を、物言わぬ肉片へと変えていく。
ぼくは~もう~いらな~いよ~♪
ぬくも~りも~あしたも~♪
竜也
「ちょ、やりs」
メルティア
「――――」
重機が唸りを止めると、ヤカンが沸騰したことを告げる甲高い音だけが
残された。
暗闇と静寂が支配する部屋で、メルティアはうずくまっている。
その静寂を突き破り、携帯電話がメールの着信を告げた。
名前:竜也
件名:
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屋上で待つ
夜の学校の屋上。
金属が軋みを上げて、扉が開いた。
……唯一つ設置されたベンチに鞄が一つ。
周囲を警戒しながらも、その鞄へとメルティアは近づく。
??
「病院は行ったか?」
突然、背後から話しかけられて振り向くと……ルルティアが居た。
メルティア
「――行ってません」
ルルティア
「どうしてじゃ?」
ルルティア
「嘘……だからじゃな」
メルティア
「ッ!」
ルルティア
「竜也の気を引く為に、赤ちゃんが出来たなんて嘘付いたんだからな」
メルティア
「違うっ!」
ルルティア
「何が違うのじゃ?」
メルティア
「私は本当にッ!」
ルルティア
「だったら、ちゃんと病院で見せられる筈じゃなぁ?」
メルティア
「っ――」
ルルティア
「それに、メルが彼の子供を生めるわけないじゃないか。
竜也の彼女は……妾なのだから。そうじゃろう?」
メルティア
「私だって――私だって竜也の彼女になりたかった! それだけなのに!
メルティア
「ずっと我慢して竜也のしたい事してやったと言うのに!
何故ッ! どうしてッ!!」
ルルティア
(おいこら、口調が乱れてるぞ)
メルティア
(申し訳ありません。いまいち役に入りきれないもので)
ルルティア
「竜也なら……そこに居るぞ」
メルティア
「えっ?」
ルルティア
「聞いてみたらどうじゃ?」
言われて、ベンチに置かれた鞄に目を向ける。
そのジッパーを開くと、中には……
ぜつぼ~うの~むこう~へと♪
きみは~かえるのか~♪
しじょの~あい~ゆうきゅうの~こに~♪
けがれなきみをゆだ~ね~♪
メルティア
「!!」(吹きかけた)
ルルティア
(いや、頭部が原形を留めていなかったので……代わりに)
ルルティア
「メルティアの言っている事、本当かどうか確かめさせてもらうぞ」
メルティア
「ッ!」
メルティアは、とっさに呼び出した重機で空を凪ぐ。
弾かれた刃が宙を舞い、月の光で煌いた。
メルティア
「――囮ッ!?」
かなし~みの~むこう~へと~♪
たどり~つける~なら~♪
ぼくは~もう~おそれ~ない~♪
こどく~なねむりさえ~♪
懐に、黒い影と白刃が入り込む。
月の光の下に、鮮血が舞った。
胴を両断された、その下半身。
ナイフを手に、衣服も赤く染めたルルティアが立ち上がる
ルルティア
「やっぱり……嘘だったでは無いか」
― 楽屋裏 ―
……これ、明らかに師匠が最後のセリフを言いたかっただけなのでは?
ヤンデレアイコン完成記念と言うことで。
誠役が特に……ね。コイツを巡ってここまでする事は無いわね~。いっそ
役名そのままで誠君にした方がよかったんじゃない?
いや、男が俺しか居ないし。それに、役名そのままじゃパロディになら
ないじゃないか。
えー、明日は予告通り私のカルネージハート日記になります。
コーラス要員って出番多くてステキ! また明日!
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